わんちゃん・ねこちゃんの「しこり」について

動物病院守口

こんにちは。今回は「しこり」についてお話しします。

愛犬や愛猫をなでているときに、

  • 何かできものに触れた
  • しこりのようなものを見つけた

といった経験はありませんか?

しこりを見つけると心配になりますが、すべてが悪いものというわけではありません。

しかし、中には早期発見・早期治療が大切なしこりもあるため、注意が必要です。

目次

ご自宅でできるセルフチェック

普段からスキンシップを兼ねて、全身を優しく触って確認する習慣をつけましょう。

特に以下の部位はチェックがおすすめです。

  • 体の表面
  • 胸やお腹(乳腺付近)
  • 脇の下
  • 首のまわり
  • お尻のまわり

いつも触っていると、小さな変化にも気づきやすくなります。

しこりを見つけたら

見た目だけで良性か悪性かを判断することはほとんどできません。

当院ではまず、

  • 視診
  • 触診

を行い、必要に応じて「細胞診検査」を実施します。

細胞診検査とは?

細い針をしこりに刺し、細胞を採取して調べる検査です。

  • 痛みが少ない
  • 麻酔が不要なことが多い
  • 短時間で実施できる

という特徴があります。

採取した細胞は院内で検査を行うほか、必要に応じて専門機関へ依頼し、詳しく診断します。

検査結果に応じた治療

検査結果によって、適切な治療方法を選択します。

例えば、

  • 経過観察
  • 追加の精密検査
  • 切除手術
  • 薬による治療
  • 放射線治療

などがあります。

しこりの種類によって治療方針は大きく異なるため、まずは正確な診断が大切です。

しこりにはどんな種類があるの?

良性のしこり

  • 脂肪腫
  • 皮脂腺腫
  • 毛包上皮腫
  • 肛門周囲腺腫
  • 皮膚組織球腫

注意が必要なしこり

  • 肥満細胞腫
  • 軟部組織肉腫
  • リンパ腫
  • 乳腺がん
  • 扁平上皮がん

※しこりの見た目だけでは判断できないため、検査をおすすめしています。

「様子見」で手遅れになることも

実際によくあるケースとして、

  • 様子を見ていたら大きくなっていた
  • 年齢のせいだと思っていた
  • 痛がらないので放置していた
  • 気づいた時には出血していた

ということがあります。

早い段階で診察を受けることで、治療の選択肢が広がる場合もあります。

気になるしこりを見つけたらご相談ください

当院では、細胞診を含めた診断や治療のご提案を行っています。

大切なご家族の健康を守るためにも、「しこり」を見つけた際は自己判断せず、お気軽にご相談ください。

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