ジメジメと蒸し暑い梅雨の季節は、私たち人間だけでなく、大切なペットたちにとっても不快な時期。体調を崩しやすくなるので、ちょっとした変化に気づいてあげることが大切です。
ここでは、梅雨の時期に特に気をつけたいトラブルと、その対策をご紹介します。
◆ 皮膚のトラブル(皮膚炎・膿皮症・外耳炎など)
原因は?
梅雨は高温多湿。皮膚が蒸れやすくなり、細菌や真菌(マラセチア)が繁殖しやすくなります。その結果、かゆみ・フケ・脱毛・耳垢が増えるなどの症状が現れることも。
対策は?
- こまめなブラッシングとシャンプーで皮膚を清潔に
- 敷物やおもちゃ、ペットのお洋服なども定期的に洗濯・交換を
- 散歩の後は、足裏(肉球)を洗ったあと、優しくしっかり乾かすのがポイント!
- 暑さ対策には、接触冷感マットやひんやりベッドもおすすめです
◆ 胃腸のトラブル(食欲不振・下痢・嘔吐など)
原因は?
気温や湿度、気圧の変化に加えて、運動不足やストレスで胃腸の働きが落ちやすくなります。
対策は?
- エアコンや扇風機を使って、室内の温度と湿度を快適に保ちましょう
- 散歩は涼しい時間帯(朝晩)に時間を変えてみるのも◎
- 食べ残したごはんはそのままにせず、すぐ片付ける(菌が繁殖しやすい季節です)
- 食器は毎回しっかり食器用洗剤で洗浄しましょう
- エアコン内部のカビにも注意!定期的なお掃除と換気も忘れずに
◆ ノミ・ダニによる皮膚炎や貧血
原因は?
梅雨時はノミやダニなどの寄生虫が活発になります。草むらや公園、川沿いなどへお出かけすることが増えると、寄生虫感染のリスクも高まります。
対策は?
- お出かけ前にノミ・マダニ予防薬を使いましょう
- スポットタイプや経口タイプなど、種類も豊富です
- どのタイプがいいのか迷ったら、お気軽に当院までご相談くださいね♪
ジメジメの季節も、ちょっとした心がけで、ペットたちは快適に過ごせます。
毎日のケアで、わんちゃんもねこちゃんもごきげんに乗りきりましょう!